【高校IBコース】「量子化学」の講演会を実施

5月24日(火)、高校2年生IBコース 化学選択生徒を対象とした「量子化学講演会」が行われました。今回は講師として、筑波大学名誉教授の守橋健二先生にご講演を頂きました。

IB化学の最初の難所と言われる量子化学。いつもは「こうなっているよ」と結論だけ授業で伝えてしまう超難関の単元ですが、この日はシュレジンガー方程式から、ドブロイの関係式への誘導、波動関数のボルンの解釈、確率密度の意味、粒子のエネルギーの量子化、不確定性原理を踏まえた軌道関数によって原子軌道がどのように表現されるか等、まさに大学の理工系学部で学ぶ授業内容について、守橋先生に解説をして頂きました。
高校レベルでは高度で理解するのは大変な内容でしたが、今後のIB化学の学習に役立つ内容も多く、受講したIB生たちにとって、大変貴重な2時間の講義となりました。

今回は、筑波大学名誉教授の会の多大なるご支援、ご尽力を頂き、本講演会が実現致しました。守橋健二先生、筑波大学名誉教授の会関係の先生方・皆様に、心より御礼申し上げます。

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