中学3年生「国内研修」常陸国研修・広島研修を実施しました

新型コロナウィルス感染拡大により、宿泊を伴う中学3年生の国内研修旅行を、今年度は形態を変え2回に分けて実施致しました。

①「常陸国研修」

京都で行ってきた「班別研修」を、今回は茨城県内にフィールドを移し、「常陸国研修」として12月初旬に実施しました。班ごとにテーマを決定した後、事前学習を行いました。各班からの研修計画が承認された後、現地訪問のアポイントメントを生徒それぞれが電話で行いました。つくば市や水戸市の他、結城、鹿嶋、北茨城など、県内の広い地域を訪問させて頂き、大変充実した研修をさせて頂くことができました。今回は50箇所を超える研修先にご協力を頂きましたが、大変な社会情勢の中にもかかわらず生徒たちを受け入れて頂き、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

②「広島研修」@茗溪学園

これまで行ってきた広島での「平和研修」も形式を変えて、校内での資料展示、事前学習会を半月間にわたって実施、またメインの研修として、2月13日・15日の2日間、現地と学校をオンラインでつなぐ研修を行いました。13日は、「似島臨海少年自然の家」の先生方より似島の歴史、戦時中についてご講演頂き、似島に残る碑や遺構について「オンラインツアー」でご案内頂きました。19世紀から似島と戦争が密接な関係にあり、時代や戦況によって似島の役割が変化したこと、数々の出来事が終戦後もなお心の傷として、人々の中に残っていることを学びました。
また15日には、NPO法人Peace Culture Village(PCV)のご協力を得て、4時間にわたって現地と教室をライブで結びました。被爆者の方の講話と質疑応答、生きがいについてのワークショップ、広島平和公園ツアーなどをオンラインで実施しました。加えて、「原爆の子の像」前にスピーカー内蔵のライブカメラを設置し、生徒代表がインターネットを通じて「平和宣言」を行うとともに、生徒達が折った千羽鶴を献納致しました。似島臨海少年自然の家の皆様、NPO法人PCVスタッフの皆様、JTBの皆様のご協力とご尽力により、広島オンライン研修も無事に終了することができました。

今回は全ての取り組み・研修が初めてとなりましたが、実施にあたり、様々な多くの関係の皆様にご支援、ご協力を頂きました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

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