SS数学Ⅰ

2012ssmath1

中学1年生短期入寮中の5月16日(水)の夜に、昨年に引き続きSS数学Ⅰの論理パズルを行いました。「可能性のあるすべて場合について検証し、論理的に矛盾のない結論を得る」という課題に試行錯誤しながら取り組みました。

各クラスには数学科の教員と担任がアドバイザーという形でつき、班長が司会をして進行しました。各自がワークシートに記入して、下のような4つの課題の解決に向けて班で協力しながら進めました。

<課題>横一列に並ぶ A、B、C、D の4人が次のような証言をしました。ただし、4人のうち一人だけが本当のことを言い、他の3人は嘘を言うものとします。また、男子は一人だけいるものとします。

A:「私は、女子です。」
B:「私の隣りに男子がいます。」
C:「Bは男子です。」
D:「Aは、嘘を言っています。」

そこで、問題です。4人の内、男子は誰でしょうか?

各班とも最初はこんがらがっていましたが、真偽を表にすることによって、男子を確定することができ、理解も進んだようでした。論理パズルを通して「筋道を立てて考えるとはどういうことなのか、少しわかってきた」という生徒の声も聞かれました。

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