第7回高校生理科研究発表会(千葉大学主催)において高校2年生の皆川勇太君が第2位にあたる「千葉大学長賞」を受賞しました。
皆川君は地学分野で「次期流星電波観測ソフトウェアの開発」というテーマでポスター発表を行いました。昨年、ふたご座流星群の電波観測をし、その時に使用した現在広く使われている流星電波観測用のソフトウェアであるHROFFTには、時間分解能が低いために流星群の時に複数のエコーがつながって記録されて しまうことがあるという問題があることに気づき、また、人が画像を見てエコーを数えなくてはならないということが国内の観測者が増えない原因であると考え、HROFFTの8倍の時間分解能を持つ記録ソフトウェアを開発したことを発表しました。
また、そのソフトはオープンソースで公開しており、現在は自動でエコーをカウントする機能に改良を加えているそうです。
おめでとうございます。