高校1年生のACコースおよびMGコースの生徒は、個人課題研究として、自分の関心のあるテーマを設定し、これから約1年間にわたって研究に取り組みます。現在は、自分がどのようなことに興味や関心を持っているのかを整理し、そこから問いを立てることに挑戦しています。
個人課題研究は、自己の興味・関心に基づいた「考えがいのある」問いを追究することを通して、自己のあり方や生き方を考え、今後の人生に生かすことを目的としています。研究で良い成果を得ることも大切ですが、教員としては、この取り組みを通じて生徒が自分自身をより深く理解することにつながればと考えています。
今後、生徒は問いをより具体的に言語化し、関連する文献を調べながら、研究テーマを決定していきます。今年度は生成AIも積極的に活用した問いの立て方、そして、使用の際の注意点なども学んでいきます。各生徒には担当教員が一人ずつ指導者としてつき、1年間の研究をサポートしていきます。今年の高校1年生がどのようなことに関心を持ち、どのように研究を進め、どんな成長を遂げるのか、とても楽しみです。

