【高校2年生MGコース】マレーシア・シンガポールへ海外研修へ行きました

高校2年生のMGコースの生徒は、10月5日から10日までの6日間、マレーシア・ジョホールバルとシンガポールを訪れる海外研修旅行を実施しました。

これまで生徒たちは、「『私なり』を社会に生かすためにはどうしたらよいだろうか?」という研修テーマのもと、昨年度の3月から事前学習を進めてきました。マレーシアで行う学校交流に向けては、現地の高校生と一緒に楽しめるテーブルゲームを用意し、より盛り上がるための工夫を考えました。また、シンガポールで行う自主研修に向けては、観光と経済の両方に力を入れるシンガポールの特徴を想像し、研修地を回る順番や研修地で見るべきポイントについて整理しました。さらに、自主研修中に設定された在シンガポール日系企業への訪問に向けては、企業とそこに働く人々の両方を考察するための事前質問を考えました。

6日間の研修で出会う人やものを想像しながら日本を出発し、いざマレーシア・シンガポールに到着すると、想像を遥かに上回る体験が待っていたようです。降り立ったチャンギ空港の匂い、学校交流での熱烈な歓迎、素手で食べた伝統料理、光と音と水で描かれるシンガポールの夜景、シンガポールで働く日本人とのディスカッション、世界中の誰もが感動する観光地の設計…。一つひとつをゆっくり味わう暇もないまま、夢だったのかと錯覚するほど体感時間の短い研修となりました。

研修から帰ってきた現在は、研修内容をまとめる報告書の作成を進めています。後輩たちへ研修で出会えるものについて引き継ぐと同時に、生徒自身が研修中に得た感覚や学びを記録しておく意味があります。非日常に触れることで相対化された、「私」の性質や傾向に関する「私なり」の解釈が、この先の彼らの進路選択に活かされることを期待しています。

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