昨年度実施された個人課題研究発表会において、「タイハーブが持つアニサキス死滅効果」をテーマに優秀な成果を挙げ、校内代表に選出された高校3年・深井なつこさんが、Global Link世界大会と令和7年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会に参加しました。
Global Link世界大会は、7月29日〜8月3日にオーストラリアで開催されました。深井さんは英語によるプレゼンテーションにも挑戦し、国際的な舞台で自身の研究を発信しました。この大会への出場は、3月に開催された全国大会「サイエンスエッジ2025」にて、深井さんがオーストラリア・クイーンズランド州政府賞を受賞し、副賞として、アカデミックツアーへの招待と同世界大会への出場権も授与されたことにより実現しました。
また、令和7年度SSH生徒研究発表会は、8月6日(水)・7日(木)に神戸国際展示場にて開催され、全国のSSH指定校が一堂に会する大規模な科学イベントとして盛大に実施されました。2日間にわたり、ポスター発表や審査・表彰が行われ、深井さんは茗溪学園の代表として、堂々と研究成果を発表しました。
さらに、深井さんは5年次に参加した日本薬科大学主催の「高校生サイエンス探究発表会」(令和5年11月17日開催)では、最優秀賞を受賞しています。深井さんは、ダンス部に所属しながらも、放課後や長期休業中も欠かさず化学実験室に通い、地道に研究を積み重ねてきました。今回の受賞・出場は、そうした継続的な努力が実を結んだものであり、学園としても大変誇らしい成果です。
今後も茗溪学園では、科学的探究を力強く支援し、すべての生徒が自らの才能を発揮できる学びの場を提供してまいります。