6月8日に開催された模擬国連に有志の生徒12名が参加しました。模擬国連とは、実際の国際連合の会議を再現し、各参加者が国連加盟国の大使になりきって国際問題について議論し、解決策を探る教育的なプログラムです。
今回の会議のテーマは「持続可能なアパレル産業の発展」でした。生徒たちはそれぞれ異なる国の代表として、各国の立場や利害関係を理解し、自国の政策に沿った発言や提案を行いました。会議前には、国の背景や現在の政策、他国との関係などを調べ、英語や日本語でPosition Policy Paperを作成しました。
多くの生徒にとって初めての参加となりましたが、他校の生徒と交流を深めたり、自分たちが考えてきた政策が実際に議論に取り入れられたりするなど、充実した時間を過ごすことができたようです。
模擬国連を通して国際問題の複雑さを実感すると同時に、自分たちにもできることがあるという前向きな気持ちを持つことができていれば嬉しく思います。また、相手の意見を聞き、対話を通じて共通点を見つけていく過程は、将来どんな分野に進んでも役立つ力になるでしょう。