【高校2年生IBコース】CASとして沖縄へフィールドワークに行きました

高校2年生のIBコースの生徒のうち、希望者がCASの一環として沖縄でフィールドワークを行いました。訪問先や活動内容については生徒自身が中心となって計画しました。「人工ビーチと自然のビーチは生物多様性にどのような影響を与えるのか?」のように、生徒それぞれが独自のリサーチクエスチョン(研究の問い)を立て、実際の観察結果をもとに考察を行いました。

1日目は美ら海水族館を訪問し、2日目は万座毛でビーチコーミングを行った後、恩納村の海でサンゴなどの海洋生物を観察しました。3日目には米須海岸と南浜海岸でビーチコーミングを実施しました。

 

 

ビーチコーミングの様子


海洋生物の観察の様子


ホテルにて、翌日の計画を立てています

ビーチによって観察できる生物や、砂浜に打ち上げられているものの種類が異なります。ビーチの向き(南向き・西向き)、黒潮との距離、地質(石灰岩)など、さまざまな自然環境の要素が、それぞれのビーチの違いを生み出していることを学ぶことができました。
事前学習として、環境研究所の山野先生に講演をしていただいており、そこで得た知識も踏まえて、生徒たちはリサーチクエスチョンに対する自分たちの考察を帰校後にまとめていきます。

このフィールドワークを通じて、生徒たちは生物学の知識だけでなく、仲間と共に探究する経験や、自らの手でプロジェクトを進めていく力など、多くの学びを得たはずです。将来の進路やキャリア選択の際にも、今回の経験を生かしてくれることを期待しています。

 

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