SSHタイ国 海外研修

2016年度以降、茗溪学園では「SSH海外研修」としてタイ国東北部の二大恐竜化石産地で研究および研修活動を実施しています。中高一貫カリキュラムの特徴を生かして、高校生だけでなく中学生も含めた希望者が参加致します。

「タイ国海外研修」現地での主な日程および研修内容については、以下の通りです。

日付 時間帯 研修日程・活動内容
1日目 終日 成田空港からSuvarnabhumi空港を経てKhon Kaenに入る
2日目 午前 Phu Wiang 恐竜博物館 見学
午後 Phu Wiang 国立公園内の恐竜化石産地見学および調査活動
3日目 午前 Phu Kum Khao 恐竜発掘現場・Sirindhorn 恐竜博物館 見学
午後 Phu Noi 恐竜化石発掘現場の見学および調査活動
4日目 午前 Khon Kaen 大学での講義・岩石園見学 Wat Nong Wang(寺院)見学
午後 Khon Kaen から Suvarnabhumi 空港 移動
5日目 午前 成田空港 帰着

平成29年度「SSHタイ国 海外研修」実施報告

恐竜化石発掘現場での観察と発掘体験(Phu Noi)

2018年1月4日から8日にかけて、タイ国東北部で実施した海外研修に、中学3年生5名と高校1年生6名の11名が参加しました。今回の研修では、コンケーン大学の先生に案内して頂き、コラート高原に分布する陸上で堆積した中生代の地層、その地層から産出する恐竜化石について研修を実施致しました。赤色の堆積岩が特徴的で、当時の環境を考えながら観察を行いました。Phu Noiの化石発掘現場では、実際に恐竜の化石発掘体験をすることもできました。

現地ではコンケーン大学付属高校の生徒と一緒に研修を行いましたが、今回の研修・活動内容についての疑問点を話し合うなど、英語を活用しながらコミュニケーションする機会にも恵まれ、さらに研修効果を高める活動ができました。

参加生徒の感想

  • 現地に実際に行ってみないとわからないことをたくさん学ぶことができ、とても有意義な研修だったと思う。
  • 化石や足跡、発掘現場見学は思った以上にハードだった。実際の発掘現場は想像していたものと少し違っていたが、発掘体験をはじめ、この5日間で数多くの貴重な経験をすることができた。
  • 博物館の見学や化石発掘現場の見学などを通して、様々なことを知ることができ、質問をして理解を深めながら考察することができた。
  • 恐竜や地層について深く考えられる研修だった。現地の先生や生徒から質問されることもあり、英語を使って有意義なコミュニケーションをとることができた。
  • 最初は英語で会話できるか少し不安もあったが、行ってみると意外と話すことができ、質問も後半にかけて、たくさんすることができた。
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