2018年1月4日から8日にかけて、タイ国東北部の二大恐竜化石産地で実施した海外研修に中学3年生5名と高校1年生6名の11名が参加しました。
主な日程は以下の通りです。
日付 | 時間帯 | 研修内容など |
---|---|---|
1月4日 | 終日 | 成田空港からSuvarnabhumi空港を経てKhon Kaenに入る |
1月5日 | 午前 | Phu Wiang 恐竜博物館の見学 |
午後 | Phu Wiang 国立公園内の恐竜化石産地見学と調査 | |
1月6日 | 午前 | Phu Kum Khao 恐竜発掘現場と Sirindhorn 恐竜博物館の見学 |
午後 | Phu Noi 恐竜化石発掘現場の見学と調査 | |
1月7日 | 午前 | Khon Kaen 大学での講義と岩石園見学 Wat Nong Wang(寺院)見学 |
午後 | Khon Kaen から Suvarnabhumi 空港へ移動 | |
1月8日 | 午前 | 成田空港帰着 |
研修では、コンケーン大学の先生に案内していただき、コラート高原に分布する陸上で堆積した中生代の地層とその地層から産出する恐竜化石について研修を行いました。赤色の堆積岩が特徴的で、当時の環境を考えながら観察を行いました。Phu Noiの化石発掘現場では恐竜の発掘体験もさせていただくことができました。
また、現地ではコンケーン大学付属高校1年生30名と一緒に研修を行い、研修の内容や疑問を話し合うなど、英語を活用する機会にも恵まれました。
感想
- 現地に実際に行ってみないとわからないことをたくさん学ぶことができ、とても有意義な研修だったと思う。
- 化石や足跡、発掘現場見学は思った以上にハードだった。実際の発掘現場は想像していたものと少し違っていたが、発掘体験をはじめ、この5日間で数多くの貴重な経験をすることができた。
- 博物館の見学や化石発掘現場の見学などを通して、様々なことを知ることができ、質問をして理解を深めながら考察することができた。
- 恐竜や地層について深く考えられる研修だった。現地の先生や生徒から質問されることもあり、英語を使って有意義なコミュニケーションをとることができた。
- 最初は英語で会話できるか少し不安もあったが、行ってみると意外と話すことができ、質問も後半にかけて、たくさんすることができた。