国際バカロレア(IB)カリキュラム
International Baccalaureat

国際バカロレアディプロマ・プログラム(IBDP)認定校
2020年3月 第1期生全員がDPを取得(取得率100%!)

国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)とは、本部をジュネーブに置く国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムのことです。1968 年開設以来、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、さまざまな国の教育現場で注目を集め続けています。

国際バカロレアの目的は、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身につけさせることにあります。そういった資質を持った人材を育成するため、国際バカロレアでは、生徒の年齢(3 歳~19 歳)に応じて4つの教育プログラムを提供。2019年3月現在、世界153以上の国・地域で約5,000校が国際バカロレア認定校となっています。

茗溪学園では、16歳~19歳を対象とした「ディプロマプログラム(DP)」を導入するため、2014 年から準備を進めて参りましたが、2016年7月20日、本校は国際的な大学入学資格が得られる「国際バカロレアディプロマ・プログラム」(IBDP)の認定を受けました。国際バカロレアDP認定を受けた高校は、茨城県内で初、「一条校」としてDPを実施するのは、全国で14校目になります。また、日本語DP校としては国内5校目となります。

茗溪学園は、2017年度より「IBDPコース」を開設し、世界の大学進学用の国際統一カリキュラムをスタート致しました。この「IBディプロマ・プログラム」は、大学レベルの学習だけでなく、その後の人生に必要な力を養う、高度でバランスの取れたプログラムとなっています。カリキュラム内容としては、TOK (知の理論)、EE(課題論文)、CAS(創造性、活動、奉仕)といった、3つの中心的要素と6つの教科群で構成されており、きめ細かい幅広い学習経験を提供致します。それぞれの目標に向かって、真剣に学業に取り組む姿勢を養いながら、国際社会・コミュニティーに貢献し中心となって活躍できる生徒を、これからも育成して参ります。このIBディプロマ・プログラムの所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めた生徒は、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)を取得することが可能です。本校のディプロマ・プログラムは、英語と日本語で実施されます。

2017年4月に第1期生が入学し「日本語DP」がスタートしました。2020年3月に第1期生13名全員が、国際的に認められる「IB Diploma」(国際バカロレア資格)を取得し、卒業致しました。
卒業した1期生のうち2名の生徒が 40点以上(45点満点)を取得、最高点は43点でした。(40点以上の取得者は、全世界のDP生の中で上位13%に相当します。)さらに、「バイリンガルIBディプロマ」についても5名が獲得でき、1期生たちのそれぞれの取り組みや努力が認められた結果となりました。

IBコース1期生の主な大学合格実績は、以下の通りです。

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