SSH海外研修として、今年度は11月23日(日)から27日(木)までオーストラリアにて研修を行いました。研修期間中はホームステイをしながら、「森林火災」「オーストラリアのエネルギー資源」「現地高校生との言語交流」をテーマに、多角的な学びを深めました。
まず、言語交流はInternational Grammar Schoolで実施しました。現地の高校生と交流する中で、2019年にBilpin地域で発生した大規模森林火災について、当時の経験や被害の様子を直接聞くことができました。また、実際に現地を訪れて復興状況を調査し、自然災害と地域社会との関わりについて理解を深めました。
続いて、エネルギー資源の学習として、JOGMECシドニー事務所を訪問しました。オーストラリアでのエネルギー開発や二酸化炭素排出量削減に向けた植林の取り組みなど、環境問題と資源管理のつながりについて専門的な講義を受けました。森林火災との関連も多く、非常に興味深い内容となりました。
研修先は以下の通りです。
- International Grammar School
- シドニー工科大学
- ブルー・マウンテンズ国立公園
- Bilpin近郊
- JOGMECシドニー事務所
5日間という短い期間ではありましたが、生徒にとっては学びが凝縮された、大変実りの多い研修となりました。
SSH海外研修は毎年実施しておりますので、来年度以降も多くの生徒が積極的にチャレンジしてくれることを期待しています。

