
1979年、茗溪学園は国際的研究都市つくばにおける研究者子弟の教育を目的として「茗溪会」によって創立されました。正しい選択力と決断力、たくましい実行力、そして豊かな心を重視した全人的・総合的教育を行っています。
ごあいさつ
研究学園都市つくば市と茗溪学園
1963年、東京の北東60km、筑波山麓に広がる広大な土地に、高水準の研究・教育を行う首都圏の拠点都市、筑波研究学園都市を建設することが決まりました。1973年には筑波大学が開学し、高エネルギー物理学研究所、宇宙開発事業団、産業総合研究所など45の国の教育研究機関が集まり、その後さらに 300余りの民間研究機関も加わって、自然豊かな緑の中に壮大な都市が計画的に創られていきました。
つくば市は、市内に住む人の10人に1人が研究者という研究の都市であるとともに、世界130カ国から研究・研修のために1万人近い外国人がやってきている国際都市でもあります。本学園は、これらの教育研究機関で働く研究者子弟の教育をという要請を受け、筑波に移転できなかった筑波大学附属中学・高校に代わる学校として、1979年に創立されました。創立者は、「茗溪会」という現在の筑波大学の同窓会で、男女共学の学校としては、日本で唯一の同窓会立の学校です。研究学園都市、国際都市という「つくば」の地の利を生かした「世界的日本人」育成を大きな目標とし、また、日本の教育界をリードし多くの教育者を輩出してきた「茗溪会」が中等教育のあり方を世に問う学校として生まれました。
本年30年目を迎えましたが、高い進学実績に加えてスポーツや芸術活動を両立させている学校として、また、海外教育機関からは厳選された帰国子女受入校として、その教科指導、進路指導のノウハウに注目される学校となりました。なによりも誇らしく思うのは、周辺の地域の父母の皆様から絶大な信頼を得ていることです。この信頼は、お約束した教育は必ず実施してお返しする、ということで勝ち取ったものと自負しております。私たちは、国の内外で生徒の各々が社会的自己実現を図れるように鍛錬をします。体も心も知力も、個々人のペースに配慮しつつも、「鉄は熱いうちに打」たなければなりません。社会も、世界も、有意な人材を求めています。教育とは、未来を語ること、その願いと成果は社会人となった5千人の卒業生の活躍に証明されています。私たちは、意欲のある人材が本学園の仲間として加わることを心から歓迎します。
