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高校1年生は例年通り、三権分立のうち、司法権を司る裁判所を知ることを目的に、裁判傍聴を行いました。一箇所での見学は人数的にも難しいため、東京地方裁判所、宇都宮地方裁判所、水戸地方裁判所の三箇所に別れて訪問しました。当日は朝から大雨で、電車で現地集合の東京地方裁判所のクラスの生徒は大変でしたが、各人が冷静に行動し、大きな混乱もなく無事に傍聴を終えることができました。
現代社会の授業の中で模擬裁判を行い、裁判官・検事・弁護人・被告人それぞれの役割について学んだのち、実際の裁判を傍聴したため、スムーズに裁判の流れを理解することができました。4月14日には、布川事件の被告人で、一度終身刑の判決を受け、現在冤罪裁判を起こしている桜井さんにも来校していただき、冤罪や取調べ、裁判について実体験をもとにした話をしていただきました。社会のルールとそれに違反した場合のペナルティを知り、人が人を裁く手続きを目の当たりにして、様々な印象を得ることのできた一日でした。
各裁判所では、裁判が終わった後に陪審員が協議を行う部屋や、実際の法廷内部に立ち入らせていただきました。裁判長の椅子に座ったり、「どんな意見にも染まらない」黒い裁判長の衣装に袖を通したり、普段ではできない経験をすることができました。また、これから始まる陪審員制度について裁判所の方から丁寧な説明を受けることができ、充実した研修を行うことができました。
